どこまでも他人
「今、他人から見て、私はどう思われてるんだろう」と考えることがよくあります。
鏡を見た時だったり、街中の人と目があった時だったり。それが少しずつ蓄積して、人に関わるのが億劫になります。
「不快と思われていなかったか」と考え込むことがあります。
人と話したあととか、LINEとかでメッセージを送った後とかに。そうしてもうないようにしようと、人に連絡をしなくなります。
「あぁ、私こういうのが嫌いなんだ。」と思う行為があります。
それは人が話している時に自分の話にすり替えることだったり、SNSに自分の写真をあげることだったり。
それに気づくと、「私はこういうことが嫌いなんだから、しないようにしよう」と考えます。
少しずつ自分に制限をかけます。少しずつ、少しずつ。
気づけば、何をしたらいいのかわからなくなります。
嫌いな行為から、不愉快な事実から逃げてきました。
結局私が一番嫌いだったのは、「反省」することでした。
反省しないようにするために、すこしずつ自分と距離をとるようになったのでしょうか。
どこまでも傲慢で、自分本位で、八方美人で、独りよがりで、いつでも自分が被害者じゃないと気が済まなくて、けれどもそれを認めたくなくて、だから、
自分に起こる出来事は、どれもすべて他人事と思うようになってしまったのでしょうか。
自分のことを、他人だと思うようになったのでしょうか。
なにもかもがどこか遠くの出来事です。
わかりません。こんなことを書いたあとだって「へえ、そう。中二病乙」としか思えないんです。
自分のことなのに